はじまりは父親の大腸がん。
おへその隣にストーマ(人工肛門)を造り、
常にパウチ(袋)がお腹に貼り付いている「オストメイト」になった父は、
ふくらむパウチをカバーするため、やむを得ずサイズの大きい
ボトムスを着用し、慣れない日常生活に戸惑っていました。
外出時に於いては、ファッションも含めて、いろいろと不満を感じていたようです。
この不満や不安を解消する為、ボトムス着用時の問題を具現化し、
母親が試作したボトムスを着用しては新たな問題をあぶり出し試行錯誤の結果、
外出時の行動に不満や不安を感じることがほぼ解消できました。
これが、独創的デザイン「ぽっこりパンツ」の誕生ストーリーです。